第二種再生医療等提供計画番号
PB3170022(脳血管障害治療)
PB3170023(脊髄損傷治療)
PB3170032(変形性膝関節症治療)
PB3200020(皮膚の加齢性変化治療)
細胞加工施設届出番号 FC3170010
脳出血とは、「脳卒中」の症状のひとつです。脳に張り巡らされた血管に障害が起こる病気で、多くの場合は激しい頭痛を伴い、半身の麻痺などが起こります。
脳出血の直接の原因は、文字通り「出血」です。脳の血管が破れて血液があふれ出し、固まって「血腫」となって周囲を圧迫し、脳細胞を破壊してさまざまな症状を引き起こします。
血管が破れた(出血した)部位によって、症状が異なる場合があります。具体的には、以下のような種類があります。
脳出血の症状が現れる直接的な原因は、すでに書いたように脳内で起こる出血です。血管が破れ、血液があふれ出すことによって起こります。しかし、そもそもなぜ血管が破れてしまうのでしょうか。
血管が破れてしまう主な原因は「高血圧」です。高い血圧で圧迫されている脳の血管が限界を迎え、裂け目ができて破れて出血が起こります。また、高血圧に伴う「動脈硬化」も原因のひとつに挙げられます。動脈硬化が起こると、血管がもろくなります。その結果、血管の高血圧に対する耐久力が下がり、出血を起こしやすくなってしまいます。
何よりも大事なのは、脳出血を引き起こす主な原因である「高血圧」を予防することです。高血圧は「生活習慣病」の一部であり、不健全な生活習慣が原因となって起こります。具体的には偏食(特に塩分の摂りすぎ)やそれに伴う肥満、また喫煙や過度の飲酒、過度のストレス、運動不足などです。
適度に運動し、バランスよく食べ、喫煙や飲酒を控え、ストレスをためないようにする生活が、脳出血のリスクを軽減します。特に、中年以降の方は血管がもろくなりやすい状態にあるので、意識的に生活習慣の改善に取り組むべきといえます。
脳出血を含む脳卒中が起きた場合は、すみやかに病院で診察・治療を行う必要があります。
脳細胞は再生しないので、治癒後にはどうしても体に麻痺が残り、リハビリで改善させる必要がありますが、一般的には治療に取りかかる時間が遅ければ遅いほど麻痺の程度が重くなるとされています。病院で診察が行われ、脳出血との診断が下されたあとは、以下のような治療が開始されます。
まずは、再び出血したり血腫が大きくなったりするのを防ぐために、血圧を下げる薬(降圧薬)を投与します。点滴を使って注入し、迅速に血圧を下げます。また、脳の患部が腫れてむくむ「脳浮腫」がある場合、腫れを引かせる効果がある薬を投与します。
症状の程度によっては、手術が必要となります(血腫が小さい場合は行われません)。頭部を切りひらいて頭蓋骨を外して血腫を取り除く「開頭血腫除去術」か、頭部に穴をあけて特殊な器具を使って血腫を吸い取る「血腫吸引術」が一般的です。
脳出血により損傷した血管、神経などを再生し、体に残った麻痺を軽減する効果が期待できます。BTRアーツ銀座クリニックは厚生労働省に再生医療等提供計画書を提出し受理されている為、精度の高い幹細胞治療を行うことが可能です。
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